ヤマトタケルの伝説をロックな感じで曲にしてみたよ。
昔むかし、あるところに――っていうより、もうバチバチの戦国時代的な頃。
天皇(当時のボスね)には、ちょっとワケアリな息子がいた。
その名も、小碓命(おうすのみこと)。のちのヤマトタケル。
この子、めちゃくちゃ強くてカリスマ性もあるんだけど、ちょっとやりすぎちゃうタイプ。
なんと、兄をケンカでぶっ倒してしまって、父(=天皇)から「お前、やりすぎだわ…」ってドン引きされる。
そこで父は「じゃあお前、反乱起こしてる奴らをシメてこいよ」って、ほぼ追放レベルのミッションを命じる。
これがヤマトタケルの大冒険の始まり。
ヤマトタケルは、敵を倒すために東の方(今で言う関東あたり)へ出発。
途中、敵に騙されて草原で火をつけられて、
「うわ、マジかよコレ死ぬやつじゃん」ってピンチになる。
でも彼は冷静にポケットから取り出したのは――
父からもらった伝説の剣「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」(のちの草薙の剣!)。
この剣で草をバッサバッサ切りながら風向き変えて、逆に火を敵にぶつけて勝利!
ここで「草薙の剣」という名前が生まれる。マジで厨二心くすぐる展開。
あるときは、敵将にバレないように女装して敵陣に潜入。
で、敵が油断したところで「どーん!」ってやっつける。
スパイ映画ばりの変装作戦。クレバー。
だけど、彼の旅は過酷すぎた。
西へ向かう途中で、神の怒りを買って病に倒れてしまう。
大和(奈良)に帰りたいと願いながら、遠くの地で亡くなってしまう――
まだ若かったのに。
彼の魂は白い鳥になって、空を飛んでいった。
それを人々は「ヤマトタケルの魂が昇っていったんだ…」と泣きながら見送った。
そして彼の名前は「日本(やまと)を征した猛者=ヤマトタケル」として伝説に残る。
神社に祀られ、剣は今も名古屋の熱田神宮にある。
怒られた → 放逐された → めちゃ活躍した → でも最後は孤独に死んだ → でも伝説になった。
っていう、まさに悲劇のヒーロー×カリスマ戦士って感じの物語。
現代で映画化したら絶対カッコいいやつ。
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