――その昔、ヨーロッパは“ご近所トラブル”が世界最大規模で発生していた大陸である。
■シーン1:ローマ帝国、まさかのブラック企業説
世界をまとめて「俺たちがローマだ!」と圧をかけていたローマ帝国。
しかし内情はブラック企業。長時間労働、民族トラブル、毎年恒例の帝位争奪バトルロイヤル。
社員(市民)は疲弊、ついに西ローマは寿命を迎える。
「ローマが倒れました。次は誰が世界をまとめるのか? え、誰も? じゃあ各自好きにして!」
■シーン1:ローマ帝国、まさかのブラック企業説 小説家家い書いたよ!!
■シーン2:ゲルマン諸族、大移動で引っ越し大失敗
ゲルマン民族、大移動開始。
しかし引っ越し先がどこも“先住民つき”、もしくは“ローマの残り香つき”。
結果、あっちで王国、こっちで王国、気づけばヨーロッパは王国ガチャ状態に。
■シーン3:キリスト教、ほぼヨーロッパの「Wi-Fi」
キリスト教が広まり、人々の価値観を完全にジャック。
大陸全体で「信仰でつながるネットワーク」が構築される。
ただし教会の権力が強すぎて、国王でもパスワード変更できない時期が続く。
■シーン4:ヴァイキング、略奪しつつ意外とコミュ力高い
北の海から「こんにちはー略奪に来ましたー!」と爽やかに登場するヴァイキング。
ただし略奪だけでなく、交易・定住・SNS(実際はルーン文字)広めに大活躍。
イングランドの王様たちは泣いた。
■シーン5:十字軍、宗教ガチ勢の海外遠征
「聖地を取り戻す!」という名目でヨーロッパ全体が巨大イベントに参加。
しかし途中から宗教+経済+領土+プライドが複雑に混ざり、もはや「誰が何のために戦ってるの?」状態に。
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■シーン6:ルネサンス、急にインテリみが増す
イタリアにて突然の「知的ブーム」発生。
芸術、科学、哲学がレベルアップ。
ヨーロッパ全体が「知識ってかっけぇ…!」と目覚める。
でも同時に戦争もちゃんと続く。人間って複雑。
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■シーン7:大航海時代、世界を広げてしまう
スペインとポルトガルが船で世界に飛び出し、のちにフランス・イギリスも便乗。
結果、世界中を巻き込んだ“地球規模のご近所トラブル”がスタート。
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■シーン8:革命の嵐、国王たち震える
イギリス → アメリカ → フランス と革命が連鎖。
国王たちは「え、自由?平等?こわいこわいこわい!」と震え上がる。
フランス革命はもはやドラマ化必至のハイテンション展開に。
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■シーン9:産業革命、便利すぎて世界が変わる
機械が働き出し、街は煙だらけ、ヨーロッパは“工場の化身”と化す。
ここでイギリスが急にラスボス級の強さになる。
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■シーン10:世界大戦、ヨーロッパやらかす
20世紀、ついにヨーロッパ各国が大規模にケンカ。
結果は歴史に刻まれた通りの大悲劇だが、これを機に「もうケンカやめようね…」と反省会へ。
■エンディング:EU、なんとか仲良くしようクラブ
ケンカしすぎた反省から、ヨーロッパは「もうさ、チーム組まない?」と急に協調路線へ。
関税をなくし、通貨をまとめ、旅行はパスポートほぼ不要。
「仲良し」を最大限に努力する人類史でも珍しい大実験が今も続いている。


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